フローチャートで判断しよう  タイプ別オススメ中国雑誌

Aを選んだアナタは、
無駄な出費が大嫌いで、
普段から節約に励んでいるタイプ。
お金のありがたみが骨の髄まで染み込んでいる、
そんなアナタにピッタリな雑誌は、
無料で手に入るこの3冊! 
カフェ「雕刻時光咖啡館」が発行する『座在屋頂上』や、
軌道交通各駅で配布される『新民地鉄』は、
フリーマガジンと言えども、
記事がほとんどで、読み応え十分。
クーポン付きの『胡椒蓓蓓』は、実用性抜群で、
街歩きには欠かせない!

①座在屋頂上
ネコの看板がキュートなカフェ
「雕刻時光咖啡館」が毎月発行するフリーマガジン。
淡い色合いの写真が印象的に配置され、
どこかレトロな雰囲気を持つカフェとマッチする。
毎号、決められたテーマに沿ったエッセイを多数掲載し、
コーヒー・カフェネタもちょこちょこ盛り込まれる。
ちょっと空いた時間などに、気負わず軽く読める内容だ。

②新民地鉄
軌道交通各駅で
毎週金曜日朝に配布されるフリーマガジン。
話題になった事件や経済ビジネスなどの
最新ニュースから、
流行ファッションや世界B級ニュース、
恋愛相談に星占いまで、
豊富な話題で通勤のお供となる。
新聞ほど固すぎず、
現在の中国社会の動きについて把握できる。

③胡椒蓓蓓
毎月第1金曜日発行のクーポン付きマガジン。
日本でフリーペーパーと言えば、
まず1番に名前が挙がるであろう
『ホットペッパー』の中国版だ。
レストランや美容室を紹介する記事以外に、
ファッションチェックや読者アンケートなど、
気になる企画も多い。
注目は、読者の相談コーナー。
時には相談者をガラッと変身させて、
悩みを解消させてしまうことも。

 

Bを選んだアナタは、
基本的に真面目で、向上心の高いタイプ。
中国に来たからには、中国語レベルを上げて、
この国を理解したい! 
というアナタには、勉強に役立つこの3冊がオススメ。
ビジネス誌『CBN weekly』は、
専門後も多く、
初級中国語レベルでは難しいかもしれない。
しかし、さらっと読めるようになる頃には、
アナタの中国語&経済知識は格段に
レベルアップしているはず。
そして『電影故事』を持って映画館に通えば、
リスニング力も鍛えられる。
勉強に疲れたら、
漫画誌『漫画派対』で笑ってストレス解消だ。
リラックスしつつ、自然な口語まで学べるぞ! 

①CBN weekly
中国最大発行部数を誇るビジネス週刊誌。
中国経済の分析や成功者のインタビュー、
最新経済ニュースなど、中国で一旗揚げるには、
ぜひ読んでおきたい1冊だ。
文章量が多く、
とっつきにくい感があるかもしれないが、
硬過ぎず、
目を引くデザインや興味深いテーマ設定で、
読者を飽きさせない紙面作りを行っている。

②電影故事
月に2回発行される映画情報誌。
ページの大部分が最新映画の紹介で、
インタビュー記事などは少なく、
比較的シンプルな構成でまとめられている。
特徴的なのが、映画館と放映タイトル、
日程が一目で分かる表や、
市内の主要な映画館情報の掲載だ。
薄くて軽く、実用性◎。

③漫画派対
毎月1、15日発行の、漫画雑誌。
掲載漫画は全て中国人漫画家の作品で、
ショートコメディがひたすら並ぶ。
対象年齢は小中学生で、
平和な笑いが盛りだくさん。
口語の勉強になるのはもちろんだが、
日中の笑いのツボを比較、検証するのも面白い。

Cを選んだアナタは、
感受性が高く、こだわりが強いタイプ。
アート作品に興味を持つ人も多そうだ。
そんなアナタには、
物事の切り口にこだわった、
独自の美学を持つこの3冊を。
毎月詩的なテーマで全体をまとめる『文芸風象』や、
都会的な感覚で特集を組む『城市』。
そして、
社会的視点からの写真作品が多く掲載される
『Lens Magazine』は、
きっとアナタのセンスにも響くことだろう。

①文芸風象
柔らかな雰囲気で、
イラストや写真が多めの月刊誌。
「雨の日愛好家」や「彼と彼女のネコ」など、
いつも詩的で可愛らしいテーマで特集を組み、
それに合わせてエッセイやコラム、
ポエムに絵本、文化人のインタビューなどをまとめる。
週末の午後など、穏やかな時間帯に、
甘いミルクティーでも飲みながら、
ゆっくり読みたい雑誌だ。

②城市
若者向け月刊ライフスタイルマガジン。
大都市における新しい生活、文化、趣味、娯楽を、
若者らしい享楽的で都会的な感覚・視点で開拓する。
「ノート学」や、「独立音楽時代」、
「バレンタイン特集:恋人37℃2」など、
ただ流行を追う訳ではなく、
毎月ひねりのあるテーマを掲げ、
独特な哲学を持って編集する。
避妊具を付録にして話題になったことも。

③Lens Magazine
社会的な写真作品を多く掲載する月刊誌。
「たとえほんのわずかな光でも、
暖かさを必要とする生活のためには、
その光を照らし注がねばならない…」をスローガンに、
変わり続ける現実と、
不変である人の性をクローズアップし、
主に写真作品を通じて時代を切り取る。
写真というものが持つパワーに圧倒されるだろう。

 

Dを選んだアナタは、
流行に敏感で、
人とおしゃべりするのが大好きなタイプ。
そんなアナタには、
会話のネタ収集にピッタリなこの3冊を用意。
まずは、
最新中国ポップスに詳しい『当代歌壇』を読んで、
今人気の歌手&曲に詳しくなろう。
会話以外に、カラオケの人気者にもなれちゃうぞ! 
そして『all Sports 全体育』で
旬のスポーツ情報、
『現代芸術』でセレブの動向に明るくなれば、
同じく流行に敏感な上海っ子とのおしゃべりも弾むはずだ!

①当代歌壇
今をときめくアイドル&ミュージシャンの
情報満載の月刊音楽誌。
中華圏の流行を追っているので、
チャイニーズポップスターの近況はほぼ網羅している。
注目は、同誌が独自集計した人気曲トップ50や、
ラジオ・テレビ局が集計したランキングページ。
これを読めばC―POPシーンはバッチリ!

②all Sports
その名の通り、
スポーツ全般をカバーする月刊スポーツ誌。
中国国内では30都市に100人以上の記者、
国外でも多数の駐在記者&外国人記者を揃え、
国内外の様々なスポーツ関連イベントを特集する。
内容は、監督や選手などのインタビューが多めで、
号によっては、
選手のマウスピース比較などという、
ユーモアあるミニ特集記事も。
書店で発見できないという人は、
公式サイト(allsports.titan24.com)での購入も可能だ。

③現代芸術
毎月5、15、25日発行の、
いわゆる〝ゴシップ〟誌。
有名人たちの恋愛模様やトラブルニュースはもちろん、
定番のセレブファッションチェックや、
ちょっと意地悪な美人女優のスッピン写真などで、
我々の好奇心を十分に満たしてくれる。

 ~上海ジャピオン2012年6月8日号

 

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP