ザ・中国庭園で腕試し
太「まずはココ。12号線開通でアクセスがよくなった桂林公園です。」
カ「ひょえ~、大きい! あれ、入場料が必要なんですね。」
太「はい。なので人気が少なく、じっくり腰を据えて撮影したい人にはピッタリのスポットですよ。中国らしい風景を撮るにはうってつけです。」
カ「おぉ、中国式庭園に必須な曲がりくねった廊下②や池③もバッチリありますね。」
太「庭園を離れると、真っ直ぐな道も多いので、奥行きのある写真を撮れるのが魅力です⑤。緑がキレイな今の時季もいいですが、10月に入ると木々が紅葉するので、また別の風情がありますよ。」
カ「橋の上でポーズを決めると、キレイに撮れそうですね①♪」
太「橋の上の人物を撮る時は、池と建物が背景にバランスよく入るように気を付けて。」
背景で遊べるスポット
カ「美術館やデザイン会社が集まる紅坊に来たということは、やっぱり芸術的な写真が撮れるんでしょうか!?」
太「そうでもないです(笑)。ここは赤レンガとツタのミドリが美しく、そこを背景に撮ることが多いです①。」
カ「そうなんですね。あ、太郎さん、レンガはあっちですよ?」
太「まずは建物の中を探索してみませんか。このアルミ階段や②、路地裏のちょっと寂れた感じ③も、カジュアルな写真を撮るのにはピッタリです。」
カ「おぉ~ホントだ、建物の中と外ではガラッと雰囲気が変わりますね! うんうん、赤レンガもステキ①。」
太「ツタが覆い茂ってファンシーな雰囲気ですよね。あ、そこの草原で広い空が撮れますよ⑤」
カ「すごい! ぐるりと一周するだけで、いろんな背景で撮影が楽しめました!」
ドラマ・映画のロケ地突入
太「やっぱり最後は、ドラマロケ地としても有名なココでしょう。」
カ「渡り廊下や階段がそこかしこにある①。どこで撮るのがベストですか?」
太「どこででも撮ってください(笑)。階段に座ってもよし、スロープを真上から撮ってもよし②。カメラマンの腕の見せどこですよ。おっと、足元気を付けて。」
カ「そんな~、急に緊張してきちゃいました(笑)。」
太「以前は屋上も解放されていたんですが、今は封鎖されてしまい、残念です。夕方には、西日をバックにノスタルジックな写真が撮れますよ④。」
カ「それにしても、すごいカメラマンの数。人気のスポットなんですね。」
太「コスプレイヤーたちも大勢やって来ます。石造りの無機質な雰囲気がアニメの世界観とマッチするんでしょうね。」
~上海ジャピオン2016年09月09日号