家の中でも特に汚れやすいのがキッチン周りだ。頑固な油汚れや茶しぶ、スッキリ落として気持ちよく料理がしたい!そんな時に役立つ洗剤をご紹介。
①正章力量型油葫廬
調理し終えた後のコンロ周りの汚れは、放っておくとこびり付いて取れなくなってしまう。この洗剤は、もともとガス換気扇用の洗剤だが、油汚れを落とす効果があるので、ステンレス、ホーロー皿、焼き付け、テフロン加工のものなどにも使える優れもの。持ちやすく、シュッとひと吹きして拭くだけだから、手軽に使うことができる。匂いがキツくないのが◎。
②亮浄厨房去重油剤
すでにこびり付いてしまった頑固な油汚れは、落とすのに一苦労。そんな時にオススメよ、と洗剤売り場のおばちゃんにオススメされたのがこの洗剤だ。油を分解する成分が従来の3倍に増えた、と謳うだけあって、油汚れをサッと拭き取れる。こびり付いた油は、洗剤を吹き付けてから5~10分後に拭き取るのがよいとのこと。容量1㍑とたっぷり入っているので、大掃除する時などにも重宝すること間違いなし。
③84消毒液
使いこんだ湯のみについた茶しぶなどは、普通の洗剤で洗うだけでは、もう落ちない。そこでオススメなのが「84消毒液」だ。ツーンと鼻をつく塩素の匂いで、効果に期待が高まる。
中国語では「消毒液」と書いているこの洗剤、実際の用途は食器用漂白剤とほぼ同じ。容器には使い方が書かれていないが、食器類に使う場合は、液と水を1対9の割合で、ふきんなどには1対24くらいの割合で薄めると良さそうだ。漬け置き時間は大体20~30分ほど。輝く白さを取り戻すことができる。
ジメジメと蒸し暑い季節に困るのが、バスルームの水垢やカビ。気付けばタイルが真っ黒…なんてことにならないように、専用洗剤で対策しよう!
①威猛先生玻璃清潔剤
バスルームに欠かせないものの1つに鏡がある。でも、汚れで曇った鏡だと、身だしなみにも力が入らないというもの。そんな鏡のウロコ取りにオススメなのがこの「威猛先生玻璃清潔剤」だ。
パッケージにあるスーパーマンのような男性のイラストは、「ミスターマッスル」の商品である証。アメリカから来た洗剤の製造・販売のプロで、上海には1987年に進出している。使い方は簡単。ノズルの先をひねって「ON」にし、鏡にシュッと吹き付けて、布や紙でこするだけだ。無リンで、匂いもほとんどない。
コレを使ってピカピカに磨きあげたら、思わず鏡に見入ってしまうだろう。
②威猛先生潔厠液
次は「ミスターマッスル」のトイレ用洗剤を紹介。コレの決め手はノズルのカーブ。便器の奥にこびり付いた茶色い汚れにチューッとひと吹き、ロックオン!あとはブラシでこすればOK。ラベンダーの香りも魅惑的だ。
③天璀去汚粉
残る汚れは、洗面台や便器、床のタイルなどについた頑固な水垢。それはこの魔法の粉で拭き取ってしまおう。から揚げ粉のようなしっとりとした粉を、水で濡らした部分に振りかけ、ブラシなどでこする。袋から粉を少量ずつ出さなければならず、やや難しいのが玉にキズだが、丁寧にこすっていけば、ピカピカのバスルームになること間違いなし。
どんなにキレイでオシャレな服でも、汚れが付いてしまったら台無し。頑固なシミ・汚れを落とす、とっておきの洗濯洗剤を紹介しよう。
①白猫彩色衣物漂潔剤
長い間外を歩き回って薄汚れてしまった服、ずっとクローゼットの奥で眠ってて黄ばんでしまった服…おそらく1人に1着はそんな服があるに違いない。さらにそれを、塩素系の漂白剤を使ったら色落ちしてしまった…そんな苦い経験を持っている人もいるだろう。
そんな時はこの酸素系の漂白剤が便利だ。白い服はもちろん、色物にも使用OK。使用量の目安は、水30㍑に対し、洗剤のキャップ3杯分。ふんわりとした仕上がりで、匂いもよい。
②藍月亮衣領浄
あ!と気付いた時にはもう服に染み込んでいる、こぼした醤油や食べ物のシミ。そこには、コレが強い味方になってくれる。汚れ部分に念入りに吹きかけ、3分ほど待つ。その後は何もせず、直接洗濯機で通常通りに洗濯するだけだ。洗い終わった時、シミはすっかり消えているだろう。こすったり揉んだりする必要がないから、服が傷まないで済む。
③正章羊毛衫専用洗滌剤
デリケートなウールのセーターは、コレを使って手洗いするのがオススメ。洗面器に半分ほど張った水に液をキャップ3分の2くらい入れ、少し混ぜる。冬は湯でもいいが、25度以下にしよう。敏感な人は素手ではなくゴム手袋をした方がベター。そこに服を3~5分浸け置き、優しく揉み洗いし、泡がなくなるまで水で洗い流す。汚れの激しい箇所には液を少量付けてつまみ洗いしてから、先ほどの手順を踏むとよいだろう。
最後は部屋全体の掃除用洗剤をピックアップ。週末や季節の変わり目の掃除に取り入れれば、部屋のキレイさがワンランクアップすること間違いなし!
①碧麗珠木地板護理蝋
フローリングに使う商品。表面のホコリは、あらかじめ掃除機やほうきで取り除いておこう。後は適量を床に撒き、スポンジか雑巾で拭く。2週間~1カ月に1回磨けば、ピカピカの床に生まれ変わるはずだ。滑って転ばないように注意しよう!
②緑傘地毯粉
うっかり絨毯にこぼしたコーヒーのシミは、なかなか取れにくい。そんな時はこの粉をシミの上に撒いて、付属のブラシで根気よくこすっていくと、シミが徐々に消えていく。水で濡らす必要はなし。残った粉は掃除機で吸い取るとカンタンに後始末できる。なお、ブラシをこするのに想像以上に力が要るので、筋トレ代わりに掃除してもいいかも?
③家安空調消毒剤
そろそろエアコンがフル稼働する季節。アレルギーを防いだり、電気代を節約したりするためにも、エアコン掃除を定期的に行おう。
まずは電源を抜く。それからカバーを外すと、ホコリの溜まったエアフィルターが出てくるので、慎重に外して布でふき取るか、水で洗い流そう。そしてこの洗剤をシューッとその奥のヒートシンクに吹き付ける。この時、マスクの装着を忘れずに。後は洗い終わったエアフィルターをよく乾かしてからセットして、30分ほど送風すればOKだ。ただし独特の臭いが少し残るので、換気はしっかり行おう。
~上海ジャピオン2017年7月14日発行号