もれ聞き上海語講座

挨拶・相づちを覚えよう

盗み聞きするつもりはないけれど、耳に入ってくる電話での会話。上海語は早口で語気が強いので、怒ってる? と誤解する人も少なくない。でも、挨拶や相づちがわかるようになれば、そんなこともないんだ、と安心するはずだ。

「儂好(ノンホゥ)」や「謝謝(シャジャ)」、「再会(ゼェウェ)」といった挨拶は、発音を覚えて、そのまま自分で使いたいフレーズ。一方「啥人(サーニン)」(どなたですか)は、聞き取れるようになれば応用が効く。日本語で何、を意味する「啥(サー)」は、普通語の第二声のように発音。「吃啥(チェッサー)」(何食べる?)、「啥物事(サーマッズ)」(何それ)などがよく聞く言葉だ。また日本語で人や、○○人を指す「人(ニン)」は「日本人(ザァパニン)」、「上海人(サンヘーニン)」のように使う。

市場で飛び交う常套句

 ローカル市場などに行くと聞こえてくる、上海語のやり取り。やっぱり、上海語を使った方が値段を安くしてくれるのかな? というよこしまな考えはともかく、買い物シーンでの上海語に耳を傾けてみよう。

オーナーが買い物客に声を掛ける常套句が「買啥(マーサー)」(何を買いますか)だ。ちょっと見ているだけの時は「看看(クゥイクゥイ)」(見ている)と答えよう。指示語である「格搭(ガッダッ)」(ここ)、「阿里(アーリー)」(どれ)も覚えておくと便利。

普通語の第四声で発音する「瞎(ハッ)」は、そんなに○○なの、を指す感嘆詞。上海人は心を込めてハッ! と強く発音するので、気持ちがよく伝わる。ほかに日本語のとても~を意味する「噶許(ガシュ)」も頻繁に使う単語で、こちらもガに気持ちを込めて言うと上海っ子風になる。

上海の華? ケンカの上海語

賑やかにやり合う声が聞こえてくると、野次馬根性がうずうずする。ケンカに使う上海語もチェックしておこう。

普通語でjiang3と発音する「講(ガン)」(話す)。「儂講(ノンガン)」(あなたの思うには)は、ケンカ時に、言ってみろよ! みたいなニュアンスでよく使われる。「啥意思(サーイーサー)」(どういう意味)も言葉自体は悪くないが、オマエそれ、どういう意味だ! と相手を挑発する時に飛び出ることも。

「十三点(サァセェディ)」(バカ)は相手を罵倒する言葉だが、実は、上海語は罵倒の言葉がとっても豊富。ここにはとても書けない言葉がたくさんあるので、興味のある人は上海人の友人に聞いてみて。面白がって色々教えてくれるかもしれない。ただし、くれぐれも自分では使わないように。

~上海ジャピオン2020年2月21日発行号

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