上海市青浦区で11月5日(金)~10日(水)、「第4回中国国際輸入博覧会」が開催。日本のアパレルブランド「UNIQLO」を展開するファーストリテイリングが、高さ2・5㍍の縫い目がない巨大3Dニットを展示するなど、多くの日系企業が出展した。
また同ブランドは、スキーメーカーとコラボして製造した衣類などを紹介。同ブランドのTシャツ専門ブランド「UT」の中国限定デザインも登場している。
さらに新型コロナウイルス感染症の流行長期化や中国における人口の高齢化などで、中国における健康意識の高まりを受け、今年は医療系企業も多数出展。日本からはカメラをはじめとする機器の製造・販売を行う「キヤノン」が、自身の映像技術を駆使いしたデジタル医療機器を披露した。
今年の輸入博には、127の国・地域から3000社近くの企業が出展し、国・地域数、企業数ともに前回を上回った。(11月6日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年11月12日号