お医者さんの御用達~「緑豆粥」

緑豆粥で解熱&解毒

――このところ、微熱が続いています。
もともとあまり薬を服用する習慣がないのですが、
食品などで役立つものはありますか?

先生 それなら「緑豆粥」はいかがでしょうか?
中国では、夏バテ対策に食べられる緑豆ですが、
もちろん夏以外の時期にもオススメですよ。
緑豆は熱を下げ、
発汗と利尿を促す効果が期待できる、
民間の健康食品として知られています。
お粥にして、
食べやすい形で摂取するのがよいでしょう。

――なるほど、
以前にもニキビ対策のアイテムとして
緑豆が紹介されましたが、
健康食品として広く親しまれているのですね。
具体的な作り方を教えてください。

先生 1人分ならば、
市販の緑豆約100㌘をきれいに洗ってから、
約20~30分ほど煮込んでください。
さらに滋養強壮や咳を鎮めるために、
ユリの花びらを入れることもありますよ。
緑豆が食べられない人は、
汁だけ飲んでもいいです。
1日1碗、食後に飲むのがよいでしょう。
また、
食べ物に当たってお腹を下した時の
解毒剤代わりにも活用できるんですよ。

――作り方も簡単で、
解毒作用もあるのですね。
ほかに注意点などありますか?

先生 身体を冷ます効果が強いので、
用量を守り、正午など、
できるだけ気温の高い時間帯に飲んでください。

~上海ジャピオン2012年10月26日号

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