英国人調査会社社長を公訴  個人情報などを搾取し販売

上海市人民検察院第一部分院は7月14日(月)、「撮連諮詢有限公司」の総経理、ピーター・ウィリアム・ハンフリーを違法な情報調査を行ったとして公訴したことを発表した。

同会社は、2009年頃から中国国内の企業や一般市民の情報を違法に取得。戸籍や、家族構成、財産、通話記録などの情報を顧客に売却し、毎年、数百万元の利益を上げていた。

被告は2013年、ある顧客から個人調査を依頼され承諾。しかしその調査が、依頼主が絡んだ収賄事件の告発者捜索を目的としていることを知らされておらず、事件発覚後に、同被告の組織的な違法調査の証拠が大量に発見され、逮捕に至ったものとされる。(7月14日)

~上海ジャピオン2014年7月18日号

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