浦東空港で手製爆弾爆発 男は自殺未遂で意識不明

上海市浦東新区の浦東国際空港第2ターミナル内、出発ロビーCエリア12番チェックインカウンターで6月12日(日)14時半頃、列に並んでいた若い男が、花火のようなものと、ビール瓶で製造したと思われる手製爆弾をカバンから取り出し爆発させ、旅行客4人が軽傷を負う事件が発生した。

男はその後、携帯していたナイフで自らの頸部を刺して意識不明の重体となり、病院で救命処置が施されている。男がこのような行為に至った原因などはわかっていない。また爆発により、現場にいた旅行客4人が、飛び散ったガラスの破片を浴びて軽傷を負い病院で手当てを受けた。この事件で、現場周辺のカウンター業務に支障をきたしたが、航空機の発着に影響はなかったと言う。公安当局は、事件の詳細について調査中としている。

この事件を受け、同空港は警戒レベルを最高に引き上げ、第2ターミナルの主要出入り口での旅行客の手荷物検査及び建物内の保安検査を強化した。

1_東方ネット

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2016年06月17日号

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