松江区の文化遺跡が一般開放 長寧区の歴史的建築物も公開

上海市松江区にある古代墳墓などの保護施設「広富林古文化遺址」が、6月26日(火)に一般開放された。

この墳墓では1959年に現地農民によって発見。今から4500~5300年前に、太湖流域や銭塘江流域で栄えた「良渚文化」式の墓や井戸などの遺跡が300カ所出土されており、現時点で長三角エリア最大規模の文化遺跡だと言う。一般公開では、屋根から下が水中にある「広富林文化展示館」が注目を集めた。同館では遺跡発掘現場の様子や、当時の人々の暮らしを再現した展示を観賞できる。ほか「考古遺址館」など十数カ所が公開されている。

また長寧区では近頃、歴史的建築物が無料開放されたことがわかった。1879年に設立され、〝東方のハーバード大学〟と呼ばれた「聖ヨハネ大学」や、市の著名建築物の設計を数多く手掛けた「ラズロ・ヒューデック記念館」など、市の歴史を色濃く残す施設が人気。

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(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年6月29日発行号

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