上海ジャピオンの特集 記事

夏をアツく楽しむ SUMMER SPORTS

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上海でマリンスポーツ

プールをはじめとする水遊び場は数あれど、本格的なウォータースポーツをできる場所が上海で見つからない…。それならば、クラブ「奕成(イーチェン)訓練営」に行ってみてはどうだろうか?

「奕成」では、馬可氏をはじめとするプロのインストラクターが、カヤックなどウォータースポーツを教える。このクラブは2013年に創設。カヌー・カヤック、ヨット、ジェット・ボートのほか、バスケットボールなど陸上競技も指導する。定期的にレッスンを開催するほか、サマーイベントとして1日体験活動も実施。単にスポーツ技術の強化だけでなく、身体的・精神的トレーニングの一環として参加する人もいるんだとか。

腰をリズムよく回そう

場所は、市西部に位置する青浦区の「淀山湖(ディエンシャンフゥ)」のほとり。この湖は、ウォータースポーツの愛好者がこぞって集まるスポットだ。同クラブは淀山湖の一角にある「上海威尼斯水上基地」内や、浦東新区の「浦東東方体育中心水上基地」など、市内4カ所に練習場を用意する。

カヤックの漕ぎ方の基本は、両腕が身体に対して直角になるようにカヤックパドルを横にして持ち、右腕をいっぱいに伸ばして水を捕らえ、ブレード(パドルの先に付いている平板)を引き寄せると同時に左腕を前に出す。後はこの動作を繰り返すのみだが、腕を回すというより、腰をリズミカルに回転させる方がポイントだ。

最初は、カヤックパドルの動かし方を陸上でレクチャー。その後、実際に湖上に出るのだが、安全管理の問題上、湖の中央の方まで行けるのは10人以上の場合。それ以下の場合は、ほとりを漕いでいく。

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風と波の自然現象を楽しむ

「ヨット(帆船)」もまた、風に乗って湖上を進むことができるスポーツだ。ヨットで必要なのは、体力や厳しいトレーニングではなく〝技術〟。そして、その技術とは〝知識と手順〟をしっかりと身に付けることだと、馬氏は話す。とは言うものの、技術は一朝一夕でどうにかなるようなものではない。最初はとにかく〝風と波〟という自然現象を楽しむことが肝心。

トリマランとは一体?

また「奕成」では、上海でも珍しい「トリマラン(三体帆船)」と呼ばれる、中央の主船体と両脇の副船体の3つの船体をデッキで繋いだ三胴艇を所有。見た目は非常にゴツく、初心者には到底扱えないほど危険性の伴う乗り物…というイメージとは裏腹に、通常のヨット以上に安全性と機能性が優れているそう。3つの船体がしっかり水面に接することで、風で転覆することがないと言う。珍しいもの好きには堪らないスポーツだ。「いくら安心だと言われても子どもには乗せられない」と心配する親がいそうだが、ご安心を。小中学生向けのプログラムも用意している。

このクラブでは水上スポーツ以外にも、子どもの精神的成長を促す2泊3日の合宿キャンプや、荒波に揉まれながらカヤックを進める「破風5公里」、ムーディーな夕日を眺める「魔都夜劃規劃」など、夏を最大限楽しむイベントが目白押し。大都会・上海にいながら、本格的なウォータースポーツにトライしたい人は、淀山湖に行ってみてほしい。

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海水浴場で水上スポーツ

上海市で数少ないビーチ「金山城市沙灘」。市中心部から専用高速鉄道に乗ること30~40分ほどで着くこのスポットは、人工の海水浴場だ。週末ともなると、家族連れでごった返す。

ここでも、カヌーといったアクティビティを気軽に体験できる。インストラクターはいないが、友人や家族同士で乗る分には問題ないだろう。

カヌーの利用料金は1台2人乗りで30分60元。波のほとんどないところで漕いでいるのに、全然前に進まない。「ちゃんと漕いでよ!」「なんで全然進まないんだ」と、ワチャワチャしているうちに転覆しかけて焦る人も。ちなみに、ボートは透明になっているので、海の底を覗けるのが楽しい。

海の上をスイスイ進もう

またカヌーのほか、ウォーターロールや水上自転車(1~3人乗り)、ジェットボートなどを用意。円筒状のウォーターロールは、巨大風船の中に入って、水上を歩いたり走ったり、時には転がったりする遊具だ。ウォーターバルーンよりは安定して前に進むことができる。しかし、一緒に中に入る人と協力しなければ、お互いにバランスを崩してしまい、あれよあれよと身体が転がってしまいそうだ。逆に言えば、気になるあの子と乗れば、2人の距離がグッと縮まるかも!?

水上自転車は転覆することはまずないため、普段着でも利用可能。水着は着たくない、でも暑いから水遊びはしたい、という人に打ってつけだ。ただ〝サイクリング〟なんていう生やさしい感じではなく、前に進んだり乗り場まで戻ったりするには体力が必要なのでご留意願いたい。疲れる運動はイヤだ! という人は、ジェットボートに乗って快適な遊船を満喫しよう。

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独発の水上プレイエリア

日本でも最近流行りの、ドイツ発水上プレイエリア「ネプチューン・トラック(楽湃水道)」をご存じだろうか? これは言わば〝海上アスレチック〟で、海上にバルーンで作られた歩道が設けられ、海に落ちないようにその上を走るのだ。ドイツメーカーが作っている浮島は、様々なバルーンのブロックを繋ぎ合わせてコースを作成。このビーチでは走ったりリラックスしたりする初心者向けコース、障害物を飛び越えるジャンプコースなどのほか、水中バレーボールコートも設置。海上で、思いっきり動き回れる。

なお、この「ネプチューン・トラック(楽湃水道)」は、ビーチの西区にあり、左記のアクセスからは距離があるので、それらしき場所が見当たらないと慌てないようご注意を。

 海水浴あり、日光浴あり

金山城市沙灘では、もちろん海水浴もOK。水質が気になる人もいるだろうが、人工ビーチだけあって、水質管理をしっかりしているのでご安心を。沖から3㌔くらい離れたところに防波堤のような堤があり、それより手前が淡く透き通るほどのキレイな水質を保っている。逆にその堤から先の水質は…ご想像にお任せする。また遊泳可能エリアは、砂浜から20㍍ほどと極端に狭いのはやや残念。

なお、海水浴はちょっと…という人は、デッキで休憩したり日光浴したりするのも◎。

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~上海ジャピオン2018年8月17日発行号

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