点心は中国ならでは
友達と一緒にトライ
「中国ならではの習い事に通いたいと思っていたら、友人がこの教室のパンフレットを見せてくれたんです。
ちょうどマンションで夏祭りがあって、そこで配られていたそうなんです」と語る秋田さん。
日本では点心と言えば中華料理店で食べる程度だったが、
「せっかく中国にいるのだから中国らしい習い事をやってみたい」と思い、
近所の友人と一緒に娘さんを連れて挑戦してみた。
教室は開講以来7年目を迎え、点心の達人・郭先生が丁寧に教える。
この日集まったのは、親子連れなど4組の日本人だが、欧米人の生徒も多いそうだ。
アートギャラリーなども入居するビルの3階に、キッチンスペースが広がっている。
みんなで作る楽しさ
目指せ点心マスター
この日のメニューは、「焼き小龍包」と「春巻き」。
集まったのは、生徒は実際に具を合わせたり炒めたりするところからスタート。
皮にアンを詰める作業では、先生がゆっくりとやり方を見せながら指導。
秋田さんの表情も真剣だ。
はじめは小龍包のひだの部分が上手く作れなかった秋田さんだが、
回数を重ねるごとにコツをつかみ、次々と仕上げていった。
途中、つまづくと先生が見に来て、さっと手助けをしてくれる。
作り終えたらコンロで焼き上げ、完成。
「友達と一緒にみんなで作って、みんなで食べるのは楽しいですね。
中国語が分からなくても、全然大丈夫でした」という秋田さん。
これからも毎月1回ぐらいのペースで通うとのこと。
点心マスターへの道も近そうだ。
中華料理教室上海中央厨房
住所:威海路696号307室
TEL:138-1774-3031(日本語可)
営業時間:10時~22時
www.chinesecookingworkshop.com
予算:1回150元。
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~上海ジャピオン8月20日号より