上海交通運輸港口管理局は、9月9日(土)、市の路線バスを優先的に通行させるシステムを、
試験的にスタートすることを明らかにした。
万博終了後の11月から始め、テスト地点は、延安路や中山東一路、福州路など、
3~4カ所のバスレーンを予定する。
今回の新システムのテストでは、交差点に専用の信号機およびセンサーを設置するほか、
路線バスにも受発信装置を搭載。
交差点から100㍍の地点に近づくと、信号機がバスの指令を感知し、赤信号の時間が10秒短縮される。
これにより、ラッシュ時においても、バスは停車することなく、
従来より7~8㌔速い、平均時速約20㌔でスムーズに運行することが可能となる。
市では今年年末までに、バスレーンを160㌔に拡張し、快速交通網を段階的に形成していく予定。
(9月10日)
~上海ジャピオン9月17日号より