時速200キロの高速路線も 中国鉄道の新ダイヤ開始

 中国鉄道部は4月12日(木)、路線の運行速度を大幅に速める「第6次鉄道高速化ダイヤ」を発表した。新ダイヤの運行は、利用客が急増する労働節に先立ち、4月18日(水)からとなる。
 新ダイヤでは、インフラ整備などで実現した、最高速度が時速200~250キロメートルに達する高速路線を新たに導入する。同路線には「D」で始まる列車番号が付き、日本の新幹線「はやて」をベースにした新型車輌も全国的に運行される。
 上海‐北京路線の運行時間は、従来の約2時間短縮され、約10時間となる。このほか、上海からは、長沙、南昌、重慶、広州などの主要都市への移動時間も大幅に短縮される。
 「D」路線の乗車チケットは、運行日の20日前から、各販売窓口やウェブサイトで購入できる。価格は、従来路線より若干高くなり、上海‐北京間で327元~。なお、直達特別快速(列車番号がZから始まる)以下の路線価格は、従来通りとなる。
(4月16日)

~上海ジャピオン4月20日発行号より

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