上海市内各地で近ごろ、Wi―Fi(無線LAN)によるネット接続サービス利用可能な場所の拡大を目指し、
〝Wi―Fi電話ボックス〟の設置が進められている。
しかし、利用する市民は多くなく、認知度を高めるにはまだ時間がかかると見られる。
同電話ボックスは、Wi―Fiが利用可能なノートパソコンや携帯電話などの端末機器があれば、
電話ボックス周辺50㍍の範囲内で高速ネットワークが利用できるというもの。
豫園や淮海路、延中緑地、人民広場など市中心部に約500カ所設置されている。
上海電信の責任者によると、同無線ネットは、携帯3Gネットより格段に速度が速いとしている。
利用料は1分当たり0・03元で、中国電信の携帯電話以外の利用者は、
指定のサイトでネットカードの購入が必要となる。
(2月23日)
~上海ジャピオン3月4日号