市環境局と公安局は6月1日(金)より、市の外環道路以内エリアにおいて、クラクション濫用の取り締まりを開始した。むやみにクラクションを鳴らすドライバーの習慣を改善することが目的。14日(木)までは当該車輌への警告指導のみを行い、15日(金)から正式に罰金を科していく。
対象となるのは、車道を通行する車輌全般。罰金額は、自動車で最高200元、バイク・電動自転車で最高50元。危険回避などやむを得ない場面以外でクラクションを鳴らしたと警官が判断した場合、取り締まりの対象となる。
取り締まり開始当日、長寿路と武寧路の交差点では、クラクション数が前日に比べ98%減少。前日のラッシュアワーでは30分に520回あったクラクションは、ほとんど聞かれなかった。
市公安局の朱衛明副局長は、「今後は、市民の協力のもと、法的措置も徹底しながら、ドライバーのモラル向上を図っていきたい」と述べた。
(6月2日)
~上海ジャピオン6月8日発行号より