豚肉の赤身を増やす効果があると言われる薬物「痩肉精(塩酸クレンブテロール)」が、
近日、河南省の養豚場で使用されていたことが分かった。
これを受け、上海市農業委員会は、3月16日(水)~30日(水)に市内で流通する豚肉に対し専門検査を行い、
「痩肉精」を含む豚肉は発見されなかったと31日(木)に発表した。
同検査は、養豚所3876カ所の製品4678種と、解体所の製品7254種に対して行われ、
結果は全て陰性だった。
また市動物衛生監督所は、問題の起きた河南省済源双匯食品有限公司の豚肉加工製品や、
孟州、沁陽地区などの生きた豚を一時的に流通停止にしている。
(4月1日)
~上海ジャピオン4月8日号