市消費者権益保護委員会の家具専業オフィスは7月9日(月)、夏場に室内で使用されている化学物質の影響で体調不良を訴える人が増加しているとして、市民に警告を発した。
主な問題となるのは、家具や内装に含まれることが多い、ホルムアルデヒドと呼ばれる化学物質。気温28℃以上、湿度45%以上の高温多湿下では、空気中に揮発する濃度が危険レベルに達しやすい。人体への悪影響としては、目や鼻、喉の違和感や痛み、ひどい場合は情緒不安定や呼吸困難などがある。
同局は同問題に対する相談電話の受付も開始している。(7月9日)
~上海ジャピオン7月13日発行号より