10月28日(日)、遼寧省の?魚圏港から上海へ向かっていた貨物船「申海1号」が転覆事故を起こし、船員16人中1人が死亡、15人が行方不明となっている。
事故当日、8時8分に遼寧省海上救助センターが申海1号からの救援信号を受信。直ちに救助船を派遣し、渤海湾沖の事故現場で船員1人の遺体を収容した。
事故を起こしたのは、上海應海船務有限公司が所有する総トン数2968㌧の貨物船。事故当時、現場は最大風力23㍍の悪天候で、ほかにも海難事故の報告が相次いだ。専門家は、申海1号は海洋に適さない河川用船舶だと指摘しており、航行に問題がなかったかも含め、現在遼寧省海事局が事故原因を調査中。(10月30日)
~上海ジャピオン11月2日発行号より