上海市気象局は、5月30日(月)に開かれた2011年市水害防止作業会議で、
徐家匯の気象観測地点における今年の総降水量は、29日(日)までで132・9㍉にとどまり、
1873年の観測開始以来、最小値を記録したと発表した。
降水量の減少については、今年は春季が短く、夏入りが13日(金)と、
観測史上3番目に早かったことが要因と見られている。
さらに気象局は、降水量の減少に伴い、
今年の夏は35度以上の高温日が20~24日間、39度を超える日も出ると予測している。
また、梅雨入り・梅雨明けは例年とほぼ同じで、それぞれ6月中下旬、7月上旬になると見られている。
(5月31日)
~上海ジャピオン6月3日号