1月18日午後1時ごろ、襄陽服飾市場で頭部から血を流して倒れている男性を通りがかりの外国人医師が応急手当をするという一幕があった。負傷した男性の命に別状はないという。
目撃者の話によると、同市場の南昌路出口近くで、男性数人が争いを開始。そのうちの1人が頭部を叩かれて転倒、頭部から血を流し意識を失ったという。
救急車を待つ間に、通りかかった外国人医師が、心音や瞳孔を調べ、人工呼吸などの応急手当を行った。救急車が到着すると、同医師は男性を救急車に乗せ、そのまま現場を離れたという。
男性を収容した徐匯区中心医院によると、男性は頭部を負傷したものの、頭部を数針縫う程度であったという。(1月18日)
~上海ジャピオン2006年1月27日・2月3日合併号より