9月12日(月)の中秋節を前に、上海市では中華菓子「月餅」の
販売や贈答が盛んになっている。
市では、今年の月餅の販売量は2万2500㌧、総額20億5000万
元と予測し、8月下旬の時点でバイク宅配便件数の約3割を贈答用
月餅が占めている。
なお市の月餅価格は、昨年同期比で5・6%高騰している。
また今年は、4月に使用禁止着色料を使ったマントウ販売事件があり、
市品質技術監督局は、着色料や甘味料など添加物の使用を大幅に制限。
これにより、例年のような色鮮やかな月餅は市場から姿を消したが、
消費者は、見た目より食の安全が保証されることが大事と、現状を
受け入れている。(8月26日)
~上海ジャピオン9月02日号