上海市の生活ゴミの収集・運搬などを請け負う、都市建設投資開発環境実業
有限公司は、1月23日(月)の春節当日に発生した爆竹などを含む生活ゴミ
は8500㌧を超し、春節から5日目の「初五」に当たる27日(金)には、
爆竹のゴミだけで約1300㌧に及んだと発表した。
市では春節前から膨大なゴミ量を予測し、ゴミ収集用の船65艘などを用意。
春節や初五には約3万人が夜を徹して清掃に当たった。
また大晦日には、大気中の微小粒子状物質(PM2・5)の濃度が、一時的
に暫定基準値の3倍を超えるなど、大気状況が悪化した。
なお期間中は、爆竹による事故も多数発生。爆竹が顔に当たり、下顎の一部
組織が壊死した女性や昏睡状態に陥った男性のほか、車販売店で新車14台を
燃やす事故が起きている。
(1月28日)
?~上海ジャピオン02月03日号