市民7割が意識不足を認識 年内試行のゴミ分別回収で

 市容環境衛生局が、市内一部地区で年内に実施する予定のゴミの分別回収について、市民の多くが好意的な意見を示しながら、うち7割は現実的には依然多くの問題があると考えていることが、生活情報サイト「市民信箱ネット」の調査で明らかとなった。
 ゴミ分別回収制度は、生活ゴミを、有害ゴミ、ガラス類、回収利用できるゴミ、その他の4種類に分け、黄・オレンジ・青・緑の色で区別して回収するというもの。市容環境衛生局は昨年から準備と通知を進めており、年内に市内1000カ所の居住区での実施すると発表している。
 これについて「市民信箱ネット」上では、「最初は面倒だが、そのうち慣れると思う」との声が77%に上るなど、おおむね受け入れる意見が大勢を占めている。ただ現状に対しては、「分別に対する市民の意識が低い」との声が70%、「回収インフラが整備不足」との声が69%に上るなど、解決すべき問題が多くあるとの認識も見られた。(2月26日)

~上海ジャピオン2月29日発行号より

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