墓参りの第1次ピーク出現 土日で合計41万人が郊外へ

 出棺や埋葬を管理する市殯葬管理所が、市内各所の墓地で、3月20日(土)に19万7000人、
21日(日)に21万3000人の墓参り客が訪れたと発表し、4月5日(月)の清明節を前にして、
市では墓参りの第1次ピークを迎えたことが分かった。
 中でも墓園の多い青浦区と嘉定区で、墓参りが集中。
市中心部から両地への高速道路では、通常の週末より交通量が増加し、渋滞が発生した。
また駐車場も車で溢れ、嘉定区の松鶴墓園では、
21日(日)に2200台分の駐車場が午前9時半前には全て埋まるほどだった。
 一方で、旅行社と墓園の共同企画による、墓参りと小旅行を組み合わせたツアーは低迷。
上海旅游集散中心では、昨年実施したお花見と墓参りを組み合わせたツアーを今年は中止とした。
 同管理所は、墓参りは、清明節にあたる4月5日(月)が最大のピークになると予想。
清明節前の週末は、午前8時~午前11時半の間で、
市郊外の高速道路を中心に渋滞の発生が見込まれるとし、市民に注意を呼びかけている。
(3月22日)

~上海ジャピオン3月26日号より

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