上海市浦東新区の万博跡地にオープンしたばかりのショッピングモール「世博源（ザ・リバー・モール）」が、最近、週末を利用して訪れる買い物客で賑わいを見せている。
同モールは、上海万博のランドマーク施設であった「世博軸」をリニューアルして４月23日（水）にオープン。地上２階、地下２階の４階建て構造で、敷地総面積は33万平方㍍、全長は南北に１１００㍍、東西に最大１３０㍍の規模を持ち、市内最大級とされている。利用客によると、館内には飲食や娯楽関連の店舗が並ぶほか、庭園や池も設置され、景観作りへの配慮が感じられる一方、歩行距離が長く施設内の誘導・案内表示が乏しいため、移動が不便との声も挙がっている。
また浦東国際空港内に、６月４日（水）、「浦東空港博物館」が開館。半年間で催されるオープニング展では、上海歴史博物館が提供する、18～20世紀初頭のヨーロッパ磁器50点以上を展示する。（６月５日）

～上海ジャピオン２０１４年６月13日号