上海市交通運輸及び港湾管理局は7月11日(水)、市のタクシー乗車料金
に含まれる燃油サーチャージの調整を行わないことを発表した。
同日、タクシー車両に使う93号ガソリン価格が下落し、市民の間でタクシー
代の値下げを期待する声が上がっていた。
市では、昨年7月からタクシーの燃油サーチャージの徴収を開始。
規定では燃油サーチャージは、ガソリン価格が1㍑6・43元以上7・22元
未満の場合に、1元を徴収するが、今回はガソリン価格下落後も、引き下げ
規定額に達しないため、値下げは行われなかった。
(7月12日)
~上海ジャピオン2012年7月20日号