繁殖期を迎えたシロアリが、市内で大量発生し、市民を悩ませている。特に6月8日(日)と9日(月)の2日間、市民からシロアリの大量の群れが報告され、各駆除業者には相談や駆除依頼の電話が殺到した。
駆除業者らによれば、被害の多くは古い木造の建物に集中。問い合わせがあった物件に関しては、すでに室内に駆除用の薬品を散布するなどの対策をとっている。
専門家の話によれば、今回大量発生したのは、俗に言う「家シロアリ」。通常樹木の中に潜んでいるが、ここ数日の雨天と気温の上昇で、一斉に出てきたのではないかと分析する。(6月10日)
~上海ジャピオン6月13日発行号より