7月17日(木)に開催された「第8回南匯優良農産品博覧会」の席上で、市桃研究所は、今年の南匯区の水蜜桃の出荷ピークについて、例年より1週間ほど早く、7月末~8月初旬となることを明らかにした。
関係者によると、今年の桃の出来は、生産量こそ昨年より少し減少したものの、6月の高温の影響で糖度が高く品質は良好だという。総生産量は約5万㌧で、価格は例年並の見込み。
南匯区は水蜜桃の生産地として有名で、ここで獲れる桃は、「南匯水蜜桃」としてブランド化している。しかし、近年は偽物が出回り関係者は頭を悩ませていた。そのため、カルフールやウォルマートなどの大型スーパーでは、「南匯水蜜桃」の専売コーナーを設けたり、市内に数カ所直売店を用意するなどの対応策をとって販売している。
(7月18日)
~上海ジャピオン7月25日発行号より