韓国即席麺から発ガン性物質  大手スーパーは輸入販売せず

韓国食品医薬品安全庁は10月25日(木)、基準値を超える
発がん性物質・ベンゾピレンを含んだ粉末スープを、使用
していたとして、食品会社「農心」に対し、同社の即席麺の
自主回収を命じると発表した。これを受け上海市工商行政
管理部門は、大手スーパーに該当商品の通知と検査の強化を
通達した。
発がん性物質が含まれていたのは、「ノグリラーメン」や
「生生うどん」など6製品で、同社の代表的な即席麺
「辛ラーメン」からは発見されなかった。カルフールや
ロータスなど、市内の大手スーパーでは、該当商品は輸入発売
しておらず、農工商スーパーの関係者は、販売する同社の
即席麺は、市や山東省で生産されたものとし、韓国産とは
無関係とする。
なお同庁によると、同物質は、食品をいぶしたり、加熱したり
する過程で生成されるとしている。
(10月29日)

~上海ジャピオン2012年11月2日号

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