上海市を含む全国各地で近頃、レンタサイクルアプリ「ofo」を不正に利用する方法を解説した動画が、ショッピングサイト「淘宝(タオバオ)」で売買されていることがわかった。
この動画は、同アプリで一部のレンタサイクルを利用すると少額の料金を贈呈する「小黄車紅包」というサービスを不正に利用し、料金を受け取れる方法を解説したもの。パソコンにあるソフトをダウンロードし、ソフトを通じてアプリを操作することで、偽の利用履歴を作り出すと言う。動画は約10元で販売され、今までに100人以上が購入したとされる。
一方市交通委員会は最近、市内各タクシー会社のサービス向上に取り組むことを発表した。同委員会によると、タクシー運転手という職業の人気低下に伴い、乗客に対し乗車拒否や罵声を浴びせるなどの問題が頻発。運転手や企業に対する罰則を強化することで対策するとしている。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2017年6月9日発行号