中年の虫歯率90%超 10年前より約24%増加

 第20回全国歯の愛護デーとなった9月20日(土)、市衛生部は「第三次全国口腔健康流行病学調査報告」を発表し、35~44歳の虫歯率が91・4%に達し、10年前より約24%増加したことを明らかにした。
 こうした状況に対し、市の口腔病予防治療医院の沈院長は、中年世代の歯磨き回数と、糖分の摂取量に問題があると指摘。500人の中年者を対象とした調査では、90%以上の人が昼に歯磨きをする習慣がなく、約70%の人が夜も歯を磨かないということが分かっている。
 また、ここ10年間で市民の糖分摂取量が約50%増加している事を受け、専門家からは中年世代以上への口腔教育を強化すべきとの声が高まっている。(9月21日)

~上海ジャピオン9月26日発行号より

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