秋の新茶の販売が市内で始まっており、中でも「鉄観音茶」が今年は特に品質が良いと人気を集め、大型茶葉市場などに多くの市民が詰めかけている。
業界関係者によると、鉄観音茶は元来秋摘みのものが香り高いとされているが、今年は特に産地である福建省安溪県の気候が比較的温暖であったため、例年に比べ出荷が早く、茶葉の品質も良いという。大型茶葉市場では多くの店舗で試飲を実施し、来店客らが丹念に香りや味を吟味する姿が見られた。
茶葉の価格は、中グレード(等級)の鉄観音茶葉で卸売り価格500㌘あたり150~160元。12~1月にかけては、10~20%上昇すると予想されている。
(10月30日)
~上海ジャピオン11月7日発行号より