牡丹の花咲く、麗しの古都を訪ねて

デラックスホテルに泊まる　洛陽・少林寺・鄭州　2泊3日

　巨大な石仏の並ぶ龍門石窟に、ダイナミックな動きの少林拳、そして中国で〝花の王〟と呼ばれる牡丹。
洛陽の〝静〟と〝動〟、そして〝美〟の魅力の詰まったツアーがここに！
　古都・洛陽は牡丹が有名で、毎年４月には牡丹祭り一色となる。
その祭り会場の中でも、国家牡丹園内の樹齢千年を超える「千年牡丹王」は、特に存在感と芳しい香りを放つ。
牡丹王がつけし白い花びらは、「立てば芍薬、座れば牡丹」と喩えられる清楚な美女の姿そのものだ。
　郊外に目を向けると、１５００年以上の歴史を誇る石窟寺院・龍門石窟が、伊河畔の断崖に聳え立つ。
10万体以上の石仏を有し、２０００年に世界遺産に登録された。石窟中央に彫られた高さ約17㍍の巨大な盧舎那仏は、ふくよかな顔つきで、優しく、穏やかな表情が魅力的。
春には牡丹の花が飾られるその石仏の前で、雄大な歴史に思いを馳せよう。

　また、ツアーでは、少林拳の発祥の地・少林寺も訪れる。
少林寺では現在も２００人余りの僧侶が学び、熱心に勉学や修行に励む少年僧侶の姿や、修行に使われて穴のあいた木の幹が各所に見受けられる。
彼らのひたむきな様子に刺激を受けること請け合いだ。
　清明節は芳しい牡丹の匂いに誘われて、洛陽の春の風情を楽しみに行こう！

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～上海ジャピオン３月１３日 発行号より