上海市気象部門によると、北方から南下する強い寒冷前線の影響で、10月14日(月)深夜から強い風と小雨が降るとともに、平均気温が20度以下となり、秋入りするとの予測を明らかにした。
秋入りは、5日間連続で市の平均気温が22度を下回ることと定義される。市では、今年の夏が156日となり、この記録は2006年、09年に並んで過去最長。なお、16日(水)、17日(木)の最低気温は14~15度とされ、同部門は市民に対し、温かい服装と十分な水分補給を心掛けるよう呼びかけている。
またこの度の台風23号「FITOW(フィートウ)」の影響で、市青浦区白鶴鎮の農地に被害が及び、今年のイチゴの出荷量が減少する見込み。しかしそのほか野菜類の出荷量は12日(土)で4000㌧、青菜の価格は500㌘当たり1元と安定している。(10月14日)
~上海ジャピオン2013年10月18日号