コロナ回復患者から血漿採取 24日時点で上海の治癒率77%

上海市血液センターでは2月19日(水)、新型コロナウイルス感染症の回復患者から血漿(けっしょう)を採取することに、市で初めて成功したと公表した。

同感染症の回復患者から提供された血漿は抗ウイルスの役割を果たし、重症患者の治療に使用できるため、今後の治療への活用が期待されている。また同センターでは、回復した患者から積極的に血漿の採取を行っていく予定。

ほか市では24日(月)12時~24時の間に、新型コロナウイルス感染症の新規確定症例の報告が0で、感染症の発症者が増加しなかったと発表。24日(月)24時時点での市における感染者は計335人で、110人が上海市外在住者、市内在住者は224人となっている。261人の感染者が治癒して退院しており、市における治癒率は約77%に上った。残りの74人のうち、59人は症状が安定し、3人が重症、9人が重篤、3人が死亡した。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2020年2月28日発行号

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