市内の大手コンビニエンスストアと、光大銀行・上海電信の間で話し合われていた、固定電話料金の支払い代行サービスの手数料引き上げに関して、進展がないままに同サービスの一時停止が決まった。
ことの発端は、上海チェーン店協会が、同協会に加盟する大手コンビニエンスストア「快客」と上海電信との間で交わした契約の満期を受け、光大銀行と上海電信側に手数料の引き上げを求めたからだ。
コンビニエンスストア側は、利用者の利便性も考慮して、今後も引き続き同サービスを提供していきたい考えであった。ところが、同サービスに伴う手数料は、1日4元にも満たないことから、継続していくことが困難だと主張していた。
それに対し、光大銀行と上海電信は消極的な態度を示した。これまで1年半にも及ぶ話し合いをしてきが、進展のないままにサービスを一時停止する結果となった。
上海チェーン店協会は、今後すべての加盟店で料金支払い代行サービスを一時停止する姿勢を示している。(4月6日)
~上海ジャピオン2006年4月14日発行号より