上海市閘北区裁判所は、近日、修理依頼を受けた米アップル社製スマートフォン「iPhone」の盗品を、不正な手段で新品と交換、利益を得ていたとして、同社認可業者の3人に対し、偽装及び不当利得の罪で、4~6カ月の労役を命じた。
同社では保証期間内であれば、故障した本体を、保証書の提示を求めることなく、新品に交換することができる。3人はこれを利用し、盗品のiPhoneを入手、〝故障〟の名目で交換、中古携帯電話販売業者の男に転売していた。転売による報酬は1台につき60~80元で、昨年1年間で、計8万6105元を得たとされる。
同社は今後、本体を紛失・盗難し通報する場合、所有者は本体に書かれた15桁の「IMEI(端末識別番号)」を提供するよう、呼びかけている。(3月28日)
~上海ジャピオン2014年4月4日号