上海市軌道交通「静安寺」駅にて4月2日(水)、7号線と2号線を繋ぐ乗り換え通路内のエスカレーターが突然逆走し、乗客が将棋倒しになった事故で、近日、事故調査班による初歩調査の結果が公表され、原因は金属疲労による部品の断裂との見解が示された。
市品質技術監督局の発表によると、エスカレーター駆動装置部分のチェーンが断裂し、乗客の重みに耐え切れず逆走した。現在、設計段階でのミスか、メンテナンス不備の2点が事故原因とする可能性が高いとして、さらなる調査を進行中。
故障したエスカレーターは部品を交換し、すでに運転を再開している。(4月30日)
~上海ジャピオン2014年5月9日号