上海市徐匯区で5月16日(金)に行われた「2014年上海市児童家庭安全教育コミュニティ」の席上で、「市科学育児基地」と「烏南幼稚園」は、家庭内の子どもにとって危険とされる箇所に関する報告書を発表した。
両機関は共同で成人と児童への調査を実施。成人は、子どもが容易に転落する恐れがあるベランダや火を使う台所を挙げており、一方の児童は、浴室を水で滑る、トイレは便座から落ちるなどとして、危険性があると認識していることがわかった。
市内では、住宅内での子どもの事故が度々発生。また12日(月)には、閘北区のアパートに住む高齢の男性が、手すりのない階段で足を踏み外し、転落死する事故があった。(5月19日)
~上海ジャピオン2014年5月23日号