上海で最高気温38度超記録この夏初の高温オレンジ警報

上海市中心気象台は、7月3日(日)、午前9時頃から9時間半に
渡って、高温警報としては上から2番目となる「高温オレンジ警報」を、
今年初めて発令。
観測地点である徐家匯では、気温が38・3度となり、この夏一番の
猛暑となった。
黄浦区人民広場では朝7時の時点で30度を超え、同日の最高気温
は39・1度を観測。
そのほか、崇明島で36度、浦東新区で38・1度となった。
また市内商業施設では、酷暑対策としてエアコンや扇風機、水着など
の夏季商品を求める客で賑わい、長寧区の聯華スーパーでは、
アイスクリームの売り上げが平常時の10倍となった。
観光地では、十六鋪外灘の人工ビーチで、日光浴を楽しむ水着姿の
外国人も見られた。
一方、同市各医療機関では、発熱や急性胃腸炎で来院する子どもと、
持病が再発した老人が多く見られ、一部の総合病院では通常より
10%増加したところもあった。
医師は、エアコンを使い過ぎることで起きる、頭痛や発熱などの
「エアコン病」への注意を呼びかけている。(7月4日)

~上海ジャピオン7月08日号

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