上海市中心気象台は6月29日(日)、西太平洋熱帯高気圧の影響で、30日(月)~7月4日(金)まで、梅雨による雨天が続くとの予測を明らかにした。
同日は、嘉定区など一部地域で最高気温が30度以上に達し、梅雨入りして以来、最も暑い日となった。しかしながら専門家は、今週より再び梅雨期の気候に戻り、局地的な雨とともに気温が22~28度間を推移する低温の日が続き、湿度も上昇すると分析。また最近は28度以下の日が続いており、市民の間で「今年は〝冷黄梅(梅雨寒)〟ではないか」と騒がれていることに対し、気象学的な定義はないと否定している。
一方、市内で近頃、大気汚染の悪化が見られる件について、気象台は、偏西風によって運ばれてきた微小粒子状物質を原因とし、風向きの変化で今後は状況が改善するとの見解を示している。(6月30日)
~上海ジャピオン2014年7月4日号