今年は旧暦において、閏五月が19年振りに挿入され、旧暦五月が２回あることとなった。
そのため、５月28日（木）と６月27日（土）が共に端午節の旧暦５月５日にあたることとなり、市民の間で、端午節を２度過ごすべきかという疑問が上がっている。
　民俗文化に関する専門家は、閏九月に重陽節を祝った李白の詩があることから、祝日を２度祝うかどうかは個人の自由だと話す。
また、復旦大学教授は、６月27日の端午節は法定休日にならないが、家族や仲間同士で団欒することに意義があると述べ、端午節を２度過ごすことに賛成している。
　一方、大手スーパーのカルフールなどでは、端午節の伝統食品である粽を、５月28日の端午節のみに向けてプロモーション活動を行う予定。
（５月13日）

～上海ジャピオン５月２２日号より