解説
土佐藩(現在の高知県)出身の郷士。貿易会社と政治組織を兼ねた「亀山社中(後の海援隊)」を結成。外国の知識・思想を積極的に学び、議会制民主主義を目指した。
今週はそんな彼の名言の中から、動詞「適合shi4he2(当てはまる、適合する)」をピックアップ。「這種料子適合大衣(この生地はオーバーを作るのに適している)」や「高跟鞋不適合爬山(ハイヒールは登山に向かない)」のように、「A適合B」の形で用いられる。類義語に「合適(適切だ)」があるが、こちらは形容詞で、後ろに目的語を伴わない。
~上海ジャピオン2014年12月12日号