上海市の軌道交通で、最近、乗客を狙ったスリが横行していることがわかった。
冬季は身に着けるものが多く、衣服も厚くなるため、ポケットを探られても気づきにくいなどの理由から、スリが増えると言われる。
最近では、1人が行く手を遮って歩くスピードを落とさせ、もう1人が後ろから近づき携帯電話等を盗み取り、
盗んだものをさらに別の仲間に渡しそれぞれバラバラに逃げるという3人組による犯行が多く報告されている。
警察は、スリの潜伏場所として電車の乗降、エスカレーターの乗降、改札通過、通路入口が危険だとして市民に注意を促している。
(1月10日)