上海市では、2月18日(水)~24日(火)の春節休暇中に市を訪れた観光客の総数がのべ380万2700人、観光収入は37億4900万元に達し、昨年同期比でそれぞれ4・8%、4・9%増となった。
期間中、最も人気が高かった観光スポットは「上海科技館」で、来場者数は14万3800人に上り、次いで「上海野生動物園」が13万3000人、「東方明珠塔」は12万1100人。また、市観光部門と旅行社の合同企画による近郊日帰りツアーも人気を集め、1万3352人が参加した。
今年の春節休暇は、元高やビザ発給緩和に後押しされ、海外旅行に人気が集中。虹橋・浦東両空港の出国者数は、36万6000人、32万2000人で、昨年同期比40・9%、14・6%増に上った。中でも、タイや日本、アメリカの人気が高く、昨年同期比で200%増。
そのほかLCC航空の春秋航空は、3月より日本各地への直行便路線を5本新設することを明らかにした。(3月2日)
~上海ジャピオン2015年2月13日号