中国各地で11月１日（日）から、第七回全国国勢調査が開始。今回の調査は従来の戸口訪問による聞き取り調査のほか、ＱＲコード利用による自主回答を新たに導入したことがわかった。
ＱＲコードは国勢調査担当者から取得後、５日（木）までに自ら入力し回答可能。疫病の拡大予防やプライバシー保護に役立つと期待されている。スマートフォンの使用が難しい市民は、係員の聞き取りを選択できる。国勢調査は１９５３年に初めて行われ、90年からは10年に１度実施。調査で得た人口データは、経済社会開発計画の策定や促進などに役立てられる。

～上海ジャピオン2020年11月6日発行号