潜入記者の好みにより、辛めの料理が集中
老外街で中華ご飯
映画話を通じて仲良くなったお気に入りの四川レストランのオーナーから、友達のお店を紹介されたんだよね。試しに行ってみたら、これが大当たり。類は友を呼ぶって本当だわ。
老外街って外国料理のイメージが強かったけど、中華料理の店も結構多いんだよね。もっと開拓しなきゃな~。
あれ、オーナーがいない。飲んだくれて帰っちゃったって、まあいいや。マストオーダーは西安の名物麺「油潑辣子麺」(28元)だもんね。ぶっとい麺と細かく砕かれたトウガラシが、アタシの好みにドンピシャなわけ。
ひょー、「蜀山辣子鶏」(58元)にも揚げトウガラシたっぷりじゃん。待てよ。煎りピーナツも入ってるし、さては、ちょっと前にアタシがハマってたコンビニお菓子〝香脆椒″が使われてると見たね。今度オーナーに確かめてみなくちゃ。
各国ビールを片手に
さて、四川や湖南料理の店じゃないんだから、トウガラシ以外の料理もいっとかないとね。ニラまんじゅう「韮菜盒」(28元)、うま~。
「手抓羊肉」(148元)は少しお高いけど、この塩漬け肉に胡椒をちょいとつけていただくと、ビールが進むのなんのって!
そうそう、場所柄のせいか、中華料理には珍しく各国のビールを揃えてあるのもいいよね。お気に入りは、イギリスのエール「ボディントン(宝汀頓)」(45元)。
キメ細かい泡でフルーティーなトコが最高! でも連れに飲ませたらちょっと微妙な反応…もういい、アンタは飲まなくてけっこう!
info
住所:虹梅路3338弄9-11号
TEL:6465-9699
営業時間:11時~22時
席数:約120席
予算:約80~100元
~上海ジャピオン2015年3月20日発行号