生活の中の中国語
望月さんは昨年、新HSK4級を取得。
最初は生活に必要な中国語が学べれば、というくらいの気持ちで通い始めたが何か目標を持って勉強したほうが良いと校長のハリエット先生がHSKを勧めてくれ、受験を視野に入れ学習するようになった。
HSK4級はおおよそで言うと中級に当たり、日常の様々な話題について会話ができる程度の実力が必要。
望月さんは「生活で使う中国語」のレッスンを2年受講し、試験に必要な中国語力を十分身に付けており、先生の予想通り難なく4級をクリアした。
語感を養うこと
先生曰く、試験のためだけの勉強はあまりオススメできないとのこと。
HSKは日常的に使われる中国語全般が試験範囲となり、特に5、6級など上級レベルになると、日頃の会話や聞き取りレッスンの積み重ねが重要だという。
過去問なども研究するが、それはあくまで問題のパターンに慣れるため。
そして、何よりも大切なのは語感を養うこと。語感は、日常的に人と中国語で接したり、中国語のニュースやドラマを見たり、中国語の本を読んだり…自身を中国語の環境に置くことで自ずと磨かれると話す。
それが全体的なレベルアップに繋がり、いつの間にか試験に対応できる力も身に付けていけるのだとか。
望月さんも語感を磨くことを念頭に、中国語学習を続ける。
info
学校名:ラッキーマンダリン
住所:水城路883弄天山河畔花園3号楼201室
TEL: 3208-7277、131-2792-7277
営業時間:7時~21時
授業料:「グループレッスン」50元~、「マンツーマン」95元~、「HSK対策」95元~
~上海ジャピオン2015年6月12日発行号