上海市閔行区にある派遣企業が、社員146人の賃金を未払いだった件で、市閘北区人民法院は近日、同企業経営者の男に罰金5万元及び懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡した。
男は今年5月から、派遣先から報酬を受け取ったにも関わらず社員への給与支払いを行っていなかった。未払額は計60万元以上にのぼる。
また10月に決定された1人っ子政策の廃止を受け、市では近頃、産婦と乳児の世話を専門とする家政婦「月嫂」に転職する女性が増加。月嫂の講習を受けている女性によると、現在月嫂の月収は1万元を超え、今後需要がますます高まることを予想し、転職に踏み切ったという。
~上海ジャピオン2015年12月18日発行号