上海市宝山区にある顧村公園で2月27日(土)、桜が開花し多くの市民が花見に訪れた。
園内では早咲きの品種が開花。清明節前までは他の品種も相次いで見ごろを迎え、観光客の目を楽しませることができるという。同園では60種類以上の桜が植えられ、敷地面積は約1000㌶を誇る。そのほか、30種以上のチューリップも同時に鑑賞できるという。
一方、松江区の辰山植物園では〝鎮園之宝〟という名の100歳になる蘭が盗まれた。園内の清掃員がなくなっていることに気付き、すぐに警察に通報。市公安局松江分局の警官が防犯カメラをチェックし、疑わしい人物と車両を特定した。同日午後、警察は容疑者の男と女を逮捕した。
〝鎮園之宝〟は2008年、同園に収容され葉は長さ1㍍×幅16㌢。専門家によると〝千年蘭〟とも呼ばれ、1000年以上の寿命があり、2000年生き続けるものもあるという。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年03月04日発行号